フランス/リュネヴィル(Luneville)ストラスプール深皿「 E」/245×245×H40mm /管理番号C668

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フランス /リュネヴィル(Luneville)ストラスプール深皿「E」
245×245×H40mm

管理番号C668

リュネヴィル (Luneville)窯のストラスプールシリーズの深皿。
直径24.5cm、深さ4cmの大きめ深めの存在感のあるお皿です。

300年以上続いたリュネヴィルの人気の絵柄です。
中心の花のブーケが甘く華やかです。
縁取りにバランスよく配置されている花々も可愛らしく、ロマンティックなお皿です。
絵付は手描きされているようで、筆跡があります。
今回到着しましたこちらのシリーズは全部で12枚ありますが、
6枚はしっかり深めで、あとの6枚は軽めの深皿なので、「深皿」と「ちょっと深皿」と呼び名を変えています。
各6枚の合計12枚とも皿地の色が鮮やかな白で、ツヤがあり、絵柄のお色が鮮やかです。
さらに「ちょっと深皿」はもっと白が鮮やかです。こちらの「深皿」は明るいアイボリーです。
前回、アイボリー色の皿地の深皿をご紹介しましたが、あちらは時を経たアンティークな雰囲気がありましたが、こちらは古さを感じない、新しい印象が強いです。
こちらの「深皿」は6枚ありますが、すべて絵柄が違います。AからFでご紹介いたします。

裏面には、リュネヴィル創始者のジャック亡き後を継いだ、ケラー(Kellen)とゲラン(Guerin)時代のLuneville K&Gの刻印がありますが、そのままの刻印ではマリーアントワネットが生きた時代となりますので、こちらは、人気の18世期のストラスプール柄の復刻版で1960年〜1970年頃のものと思われます。

こちらは深皿「E」です。
一度も使われたことのない保管品です。
キズ、カケなし、貫入のないとても美しい状態です。
ごく小さな窯キズがありますが、コンディションは抜群です。

リュネヴィル(Luneville)は、ロレーヌ地方のムルト・エ・モゼル県にあるリュネヴィル(古くは女神ディアーナを信仰する‘月Luna’と名前が入ったLunae-villeが土地の呼び名の始まり)で、近郊のサンクレマンで採れる粘土を元に、1728年にジャック・ジャンブレットがリュネヴィルに最初の陶器工場を設立し、リュネヴィル焼きの制作を始めます。1758年にはサンクレマンに第2工場を設立します。当初は上流階級向けの高級な食器を生産し、1749年にはロレーヌ公の領主御用達になっています。ルイ14世の時代、戦争のための資金調達のためシルバー製の食器製造が国王によって禁止されていた1700年〜1800年に、ロレーヌ公の命によってファイアンス焼きの食器の製造が始まっています。
ジャック亡き後、ドイツ出身のケラー(Kellen)ファミリーと友人ゲラン(Guerin) ファミリーが経営を引き継ぎ、刻印はLuneville K&Gとなります。
ここから貴族のための陶器から中流階級のための食器も手がけていきます。マリーアントワネットはリュネヴィルの食器を愛し、リュネヴィルの保護もしています。小トリアノンの庭に飾られていた食器は1500とも2000とも言われています。チューリップやバラなどの花々や、鳥や動物などが描かれた温かく優しい絵柄をはじめ、1800年後半にはシノワズリやアール・ヌーヴォーなどの流行のデザインも取り入れられ、フランス国内のみならず、ヨーロッパ中に輸出されるようになります。
それでも世界の変化とともに、1922年にはバドンヴィレが工場を買収し合併します。さらに1979年にはサルグミンヌと合併しています(この時の刻印はLuneville-St Clement)。
その後、1981年にリュネヴィル窯は生産を停止。サンクレマン工場は1999年に生産を停止、その歴史に幕を降すことになります。
税込み7900円

生産国 : フランス
ブランド:リュネヴィル (Luneville)
年代 :19世紀後期頃と思われます。
陶器シリーズ:Re'verbe're
サイズ :245×245×H40mm
刻印:Lunevilel K&G FRANCE
重さ : 435g
コンディション :一度も使われたことのない保管品です。キズ、カケなし、貫入のないとても美しい状態です。ごく小さな窯キズ( 画像17~23枚目)がありますが、コンディションは抜群です。
当店で販売するほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。また、同じお皿でも個体によって状態が違いますので、平たい場所に置いた際にガタつきがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。


https://youtu.be/0l-Xf8U9CVE


*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。

*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。

*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

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