フランス/ショワジー・ル・ロワ(Choisy Le Roi)チューリップと小鳥のディナープレート/245×245×H23mm /管理番号21011

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フランス/ ショワジー・ル・ロワ(Choisy Le Roi)チューリップと小鳥の平皿
245×245×H23mm
 
管理番号21011

チューリップの花と枝に止まる小鳥たちが描かれたショワジー・ル・ロワのお皿。
春の風と小鳥たちのおしゃべりが聞こえてきそうな可愛らしい絵柄です。

単色の色使いながら、チューリップの立体感も感じます。
そうした絵柄が枝と葉っぱでくるりと縁取られています。
クッキーを並べてティータイムに大活躍しそうです。

刻印にHB&Cie Choisyとあることから、1878年から1902年頃のものと思われます。

表面に軽くカトラリー跡(画像20枚目)と製造時の窯キズとシミ(画像21枚目)がありますが、ツヤやかでとてもきれいです。使用感は少なめです。
裏面は窯キズとシミ、インク飛び(画像23〜25枚目)があります。

完全な平皿ではありませんが、スープ皿のような深皿でもなく、縁取りは4cmほどあり、内側に1cmほどの立ち上がりがあります。

ショワジー・ル・ロワ(CHOISY LE ROI)は、1804年にバイヤール3兄弟によって創業。さかのぼること数年前のこと、バイヤール兄弟が磁器窯シャンティイを当時の所有者だった英国人クリストフ・ポッターから買い取り、ここでの作陶活動をしようとしていた最中の1802年。シャンティイのポッターの部下の筆頭者を始め、職人が丸ごとクレイユに転籍してしまいます。ここでの活動は難しいと判断した兄弟は、新たにショワジー・ル・ロワの地を選びます。
兄弟はここで、当時最新技術だった銅板転写の作陶を始めていきます。19世期後半には他の窯から有能な人物が集められ、窯は最盛期を迎えていきます。この時、経営に参加したイポリット・ブーランジェは1863年に工場のディレクターとなり、1878年に社名を変更しH・ブーランジェ(H・Boulenger&Cie)となっています。現在、市場で見ることのできるものは、量産ができるようになった1800年半ばから閉窯の1900年前半のものが多いようです。イポリット・ブーランジェ亡き後は彼の2人の息子が引き継ぎます。1902年にはクレイユは火事によって工場が閉鎖し、経営が困難になっていたクレイユモントローとモントロー工場を買収する形で合併し、HBCM(Hiperolyte Boulanger-Creil-Montereau)社となります。その頃、メトロの壁面に使用されるタイル製造で栄えます。ところが1934年、労働者のストライキによってショワジー・ル・ロワ工場は閉鎖し、それを機にここでの作陶が終わります。HBCM社として合併先のモントロー工場で作陶は続けられましたが、1955年に閉鎖し歴史に幕を降ろします。
税込み5500円

生産国 : フランス
ブランド:ショワジー・ル・ロワ (Choisy Le Roi)
年代 : 19世紀後期から20世紀初頭(1878年から1902年頃)
陶器シリーズ:OXFORD
サイズ : 228×228×H 35mm
刻印:HB&Cie Choisy OXFORD
重さ : 602g
コンディション :表面に軽くカトラリー跡(画像20枚目)と製造時の窯キズとシミ(画像21枚目)がありますが、ツヤやかでとてもきれいです。使用感は少なめです。裏面は窯キズとシミ、インク飛び(画像23〜25枚目)があります。
当店で販売するほとんどの商品はアンティークやブロカントの古いものです。目立つダメージはできるだけ写真や文章で説明しておりますが、それ以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。また、同じお皿でも個体によって状態が違いますので、平たい場所に置いた際にガタつきがある場合があります。アンティークの風合いや特性として予めご了承くださいませ。
日中と夜のライト下での確認作業では、それぞれ見え方が違い、見落としがある場合があります。細かい点について、ご質問がございましたら、1点1点細かく確認いたしますので、お買い物をされる前にお気軽にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。




*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
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*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
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*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

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