フランス/クレイユ・エ・モントロー(Creilet Montereau)JAPONディナープレート「B」/227×227×H23mm/管理番号A97

0円(税込0円)

フランス /クレイユ・エ・モントロー「B」(Creil et Montereau)JAPONディナープレート
227×227×H23mm 
管理番号A97

125年超えのフランスがイメージするJAPONプレート。

モントローはパリ東南郊外にある町で18世紀からファイアンスを作り始めた有名な窯です。
同じく北郊外にあるクレイユ窯とはライバル的な存在でしたが、最終的にモントローとクレイユは合併して力を合わせて活動を始めます。

その最盛期となる1840年から1895年まで、さまざまな素晴らしい作品を生み出してきました。
その後、ジョワジール・ロワと合併し再スタートを切るなど多くの時代の波を乗り越えてきましたが、1955年に歴史の幕を降ろすことになります。

こちらのJAPONシリーズは、フランスから入荷したてほやほやのお皿になります。
梅や菊、花の紋章など、日本のイメージを散りばめた作品です。

19世期にフランスで流行したジャポニズムの影響を受けて作られたものと思われます。
時期的には1895年頃の作品と品と思われますので、ゆうに125年を超えたお皿になります。

こちらはJAPON「B」です。
皿地はグレーで、青色の濃淡でフランス人が想像する日本が描かれています。
表面にはキズ、カケはありませんが、カトラリー跡とスレ(画像17〜18枚目、23〜24枚目)があり、
裏面は細かい貫入があり、貫入内にシミがあります。窯キズ(画像19と22枚目)、ヘアライン(画像13と21枚目)があります。



クレイユ・エ・モントロー(CREILET MONTEREAU)(Creilet Montereau)はクレイユとモントローのふたつの窯がひとつになって生まれた陶磁器ブランドです。
モントロー窯の創業は1749年。フランソワ・マゾワによってモントロー陶器工場が作られ、ファイアンス・フィンを発展させていきます。モントローでは陶器作りに適した白い粘度が採れたことから、クレイユにも材料を提供していました。工場ができる前の最初の窯は1719年頃に始まっています。オーナーや生産様式の変化と時代を生き抜きながら、1819年に作陶ではライバル的存在だったクレイユと合併し、クレイユ・エ・モントローとして共同制作を始めます。
一方、クレイユ窯の創業は1797年頃。英国人起業家のクリストフ・ポッターが経営に加わり、英国ではすでに発明されていた、陶器や磁器に印刷をする技術を、フランスではクレイユとジョワジー・ル・ロワが初めて導入し、窯は大きく発展します。この頃、新古典主義の作品が次々作られていきます。さらにその後新たな技術者が加わりながら発展し、オーナーの交代も経ながら(1840年から1874年までは当時合併していたオーナー名の‘Lebeuf Milliet et Cie’の刻印がされています。)1819年頃にモントロー工場を買収した形でクレイユ・エ・モントローとなります。
クレイユ・エ・モントローの作陶は優れた銅板転写で、まるでキャンパスに絵を描くような色鮮やかな陶器が特徴でした。古典主義、シノワズリ、アールヌーボーと時代とともに多くの作品を生み出してきました。フランスを代表する古窯として発展を続けてきましたが、1895年クレイユの工場が火事になり工場が閉鎖。その後もクレイユ・エ・モントローの名前で1920年まで制作を続けますが、その後ジョワジー・ル・ロワに吸収され、HBCM(H・ブーランジェー・クレイユ・モントロー)として製作が続けられました。しかし、さまざまな時代の波を乗り越えてきたものの1955年その歴史に幕を降しました。
税込5900円

生産国 : フランス
ブランド:クレイユモントロー(Creil et Montereau)
年代 : 19世紀後期頃(1895年頃と思われます)
陶器シリーズ: JAPON
サイズ : 227×227×H23mm
刻印:CREIL MONTEREAU B&Cie
重さ: 410g
コンディション :皿地はグレーで、青色の濃淡でフランス人が想像する日本が描かれています。表面にはキズ、カケはありませんが、カトラリー跡とスレ(画像17〜18枚目、23〜24枚目)があり、裏面は細かい貫入があり、貫入内にシミがあります。窯キズ(画像19と22枚目)、ヘアライン(画像13と21枚目)があります。商品はアンティーク品になりますので、経年劣化、キズ、シミ、汚れなどがあります。ご不明点などがございましたらお問い合わせください。


*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れません。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められる方はご購入をお控えくださいませ。

*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれてきたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひとつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディションがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。

*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありますが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

#フランスブロカント#イギリス蚤の市#フランス蚤の市#アンティーク#アメリカヴィンテージ#アメリカアンティーク#古道具#フランスアンティーク#イギリス アンティーク#サルグミンヌ#ジアン#クレイユモントロー#ロンウィー#素敵な雑貨#1点もの#ピュータープレート#お皿#プレート#カフェ#ティーカップ#ヴィンテージ#ショワジールロワ#リュネヴィル#ペクソンヌ


レビューはありません。