フランス/ HBCM果物のラヴィエSERVICE TOURAINE /253x132xH27mm/管理番号236T4

3,545円(税込3,900円)

フランス/ HBCM果物のラヴィエSERVICE TOURAINE
253x132xH27mm

管理番号 236T4

フランスから到着したての果物柄のラヴィエ。
クレイユ・エ・モントロー窯で1920年から1955年のHBCM時代の終わり頃に作られたものです。
かぼちゃにぶどう・・と、秋の収穫祭と言った絵柄です。
縁取りの温かなオレンジ&ブラウンは、手描きされています。
両サイドにはレリーフに色付けがされていて、手仕事を感じます。
ほっこり温かな気持ちになるラヴィエです。
ラヴィエは前菜用のお皿ですが、クラッカーやナッツ、果物など、何を乗せるにも使いやすい大きさと形です。
アスパラガスやきゅうりも、そのままのサイズで乗りそうです。

HBCM(Hiperolyte Boulanger-Creil-Montereau)社は、ショワジー・ル・ロワ (Choisy Le Roi)から始まり、1804年にバイヤール3兄弟によって創業。さかのぼること数年前のこと、バイヤール兄弟が磁器窯シャンティイを当時の所有者だった英国人クリストフ・ポッターから買い取り、ここでの作陶活動をしようとしていた最中の1802年。シャンティイのポッターの部下の筆頭者を始め、職人が丸ごとクレイユに転籍してしまいます。ここでの活動は難しいと判断した兄弟は、新たにショワジー・ル・ロワの地を選びます。
兄弟はここで、当時最新技術だった銅板転写の作陶を始めていきます。19世期後半には他の窯から有能な人物が集められ、窯は最盛期を迎えていきます。この時、経営に参加したイポリット・ブーランジェは1863年に工場のディレクターとなり、1878年に社名を変更しH・ブーランジェ(H・Boulenger&Cie)となっています。現在、市場で見ることのできるものは、量産ができるようになった1800年半ばから閉窯の1900年前半のものが多いようです。イポリット・ブーランジェ亡き後は彼の2人の息子が引き継ぎます。1895年にはクレイユ工場は火事によって閉鎖し、経営が困難になっていたクレイユモントローとモントロー工場を買収する形で1920年に合併、HBCM(Hiperolyte Boulanger-Creil-Montereau)社となります。その頃、メトロの壁面に使用されるタイル製造で栄えます。ところが1934年、労働者のストライキによってショワジー・ル・ロワの工場が閉鎖し、それを機にショワジー・ル・ロワでの作陶は終わります。HBCM社として合併先のモントロー工場で作陶は続けられましたが、それも1955年に閉鎖し歴史に幕を降ろします。

生産国 :フランス
ブランド:HBCM 253x132xH27mm
シリーズ:SERVICE TOURAINE
大きさ:253x132xH27mm
刻印:SERVICE TOURAINE E H.B.C.M. CREATION PRIMAVERA
重さ:233g
コンディション: 目につくダメージのない良好なコンディションです。商品はヴィンテージとなりますので、ご不明点などがございましたらお問い合わせください。




*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。

*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。

*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際についたもの。

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