フランス/リュネヴィル(Luneville)Transfertデザートプレート/210x210xH27mm/管理番号22006 

0円(税込0円)

A
B

フランス/リュネヴィル(Luneville)Transfertデザートプレート
210x210xH27mm

管理番号22006 

フランスから到着しましたリュネヴィルのプレート
19世紀後期から20世紀初期に作られたアールヌーボーの軽やかなタッチの絵柄です。
ピンクがかった絵柄は珍しいと思います。可愛らしい印象です。
100年から130年ほど経たとは思えないコンディションの良いプレートです。
在庫は2枚あります。初めて見るタイプの優しい印象です。

Aは貫入が少しありますが、表面にカケやキズはありません。製造時に釉薬が垂れた点がいくつかあります。裏台座に小さなカケがあります。
Bは、カケやキズ、貫入もありません。表面に小さなシミがあります。

リュネヴィル(Lunevill)は、ロレーヌ地方のムルト・エ・モゼル県にあるリュネヴィル(古くは女神ディアーナを信仰する‘月Luna’と名前が入ったLunae-villeが土地の呼び名の始まり)で、近郊のサンクレマンで採れる粘土を元に、1728年にジャック・ジャンブレットがリュネヴィルに最初の陶器工場を設立し、リュネヴィル焼きの制作を始めます。1758年にはサンクレマンに第2工場を設立します。当初は上流階級向けの高級な食器を生産し、1749年にはロレーヌ公の領主御用達になっています。ルイ14世の時代、戦争のための資金調達のためシルバー製の食器製造が国王によって禁止されていた1700年〜1800年に、ロレーヌ公の命によってファイアンス焼きの食器の製造が始まっています。
ジャック亡き後、ドイツ出身のケラー(Kellen)ファミリーと友人ゲラン(Guerin) ファミリーが経営を引き継ぎ、刻印はLunevill K&Gとなります。
ここから貴族のための陶器から中流階級のための食器も手がけていきます。マリーアントワネットはリュネヴィルの食器を愛し、リュネヴィルの保護もしています。小トリアノンの庭に飾られていた食器は1500とも2000とも言われています。チューリップやバラなどの花々や、鳥や動物などが描かれた温かく優しい絵柄をはじめ、1800年後半にはシノワズリやアール・ヌーヴォーなどの流行のデザインも取り入れられ、フランス国内のみならず、ヨーロッパ中に輸出されるようになります。
それでも世界の変化とともに、1922年にはバドンヴィレが工場を買収し合併します。さらに1979年にはサルグミンヌと合併しています(この時の刻印はLunevill-St Clement)。
その後、1981年にリュネヴィル窯は生産を停止。サンクレマン工場は1999年に生産を停止、その歴史に幕を降すことになります。
税込み3900円

生産国:フランス
年代:19世紀後期から20世紀初期
大きさ:210x210xH27mm
刻印:AB共にありません
重さ:A280g/B276g
コンディション:Aは貫入が少しありますが、表面にカケやキズはありません。製造時に釉薬が垂れた点がいくつかあります。裏台座に小さなカケがありますBは、カケやキズ、貫入もありません。表面に小さなシミがあります。




*本来の色味や素材感がきちんと伝わるように自然光で撮影していますが、お使いのモニターにより実物と少し違うことがある場合があるかも知れま
せん。

*アンティーク&ヴィンテージの商品は長い年月を経てきたものになります。経年の劣化は味わいとして商品の魅力となっています。新品を求められ
る方はご購入をお控えくださいませ。

*キズ、カケ、貫入がある場合、説明文と画像にてご案内していますので、ご承知の上でのご購入をお願いします。商品は人から人へと渡り継がれて
きたものです。古いものならではのコンディションも含めて、次にお受け取り頂ける方にご購入いただきたいと思っています。商品にはすべて、ひ
とつひとつ物語があります。その物語を繋いでいただきたいと願っています。説明文と画像でご案内していますキズ、カケ、貫入などのコンディシ
ョンがキャンセルや返品の理由にならないことをご理解の上、お買い物をお願いいたします。

*Slow Timeが扱っている商品は時を経たものばかりです。ひとつひとつ職人が手で作り出したものは、釉薬のかけ方や量が微妙に異なったりと、同
じお皿でも個体によって重さや状態が違います。それが手作りの魅力であり、生身の人間が関わっていることを教えてくれます。

<キズとは>カトラリーの跡など、製造後についたものを言います。
<カケとは>チップとも言いますが、主に縁が硬いものに当たって欠けたものを言います。
<黒点とは>窯で焼く時、窯内部にただよう灰などが付着して、そのまま焼かれたものを言います。
<貫入とは>器の表面に施された釉薬(ガラスの層)が、温度変化などでひび割れたような模様ができることを言います。
味わいとして和の器ではわざと貫入を入れるように焼くものもあります。目で見えるものから目に見えない細かいものまで幅広くあり、
陶器の価値を下げるものではなく、アンティークとしては魅力のひとつとなっています。ヒビは表面を手でなぞると引っ掛かりがありま
すが、貫入は釉薬の内部にできるのでなめらかです。
<ヒビ>衝撃によってのヒビや経年の温度変化で薄くはいるものまであります。
<シミ>貫入の中に入っているものを言います。
<窯キズ>焼き上げ時にお皿を金具で持ち上げる際、裏面に3箇所金具跡が残る部分など。

#フランスブロカント#イギリス蚤の市#フランス蚤の市#アンティーク#アメリカヴィンテージ#アメリカアンティーク#古道具#フランスアンティーク#イギリス アンティーク#サルグミンヌ#ジアン#クレイユモントロー#ロンウィー#素敵な雑貨#1点もの#ピュータープレート#お皿#プレート#カフェ#ティーカップ#ヴィンテージ#ショワジールロワ#リュネヴィル#ペクソンヌ#バドンヴィレ#サンタマンレゾー#シャビー#TERRE DE FER

レビューはありません。